日本のDX推進を加速するために、
事例を発掘し共有するためのコンテストです。
自治体や民間企業などが取り組んだDX推進プロジェクトを表彰し、
BX(ビジネストランスフォーメーション)部門、UX(ユーザーエクスペリエンス)部門、
SX/GX部門、
人と組織(リスキリング)部門、
行政機関・公的機関部門で大賞を決定します。
2023年6月23日 |
日本DX大賞2023年、受賞団体・企業発表 |
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2023年6月12日 |
日本DX大賞2023年、特別セッション公開 |
2023年5月29日 |
オンデマンドセッション公開 |
2023年5月16日 |
日本DX大賞2023年、ファイナリストを発表 |
2023年4月24日 |
日本DX大賞2023年、応募締め切りました。 |
2023年4月17日 |
受賞者からのメッセージ公開 |
2023年4月10日 |
日本DX大賞オンライン説明会、最終回 https://20230417dxawards.peatix.com/view |
2023年3月10日 |
好評につき日本DX大賞2023年、オンライン説明会3月30日開催 https://0330dxawards.peatix.com/view |
2023年3月6日 | 日本DX大賞、オンライン説明会、3月16日開催 https://20230316dxawards.peatix.com/view |
2023年2月28日 | 日本DX大賞2023年、審査員15名を発表しました。 |
2023年2月20日 | 日本DX大賞、オンライン説明会、3月2日開催 https://0302dxawards.peatix.com/view |
2023年1月25日 | 日本DX大賞2023年、概要公開しました。 |
2023年6月23日 |
日本DX大賞2023年、受賞団体・企業発表 |
「I-OTAプロジェクト」は、東京都大田区の中小製造業に焦点を当て、特徴的な分業体制「仲間まわし」をデジタル化。これにより、高付加価値なものづくりにチームで挑戦できる環境を構築。
顧客ニーズが部品加工から提案型ものづくりへとシフトしている現在、中小製造業が1社で対応することは困難だ。この問題を解決するために、「仲間まわし」のデジタル化により、一社だけでは難しい課題に対応できるよう、各企業が協力しあう体制を築き上げた。
この新体制により、加工企業がハブ企業へと成長し、全体としての提供価値を高めている。また、このシステムを全国に展開し、参加企業を増やすことで、顧客への価値提供をさらに拡大する予定だ。
損害保険ジャパンは、自動車事故から保険金支払いまでの過程を大幅に改善した。技術アジャスターによる長時間の査定プロセスを、画像認識AIを活用することで短縮し、エフォートレスな顧客体験を提供した。このAIは技術アジャスターと同程度の精度で「全損」の判断を行い、かつて1週間かかっていたプロセスを高速化し、保険金の即日支払いを実現した。この画像認識AIは、ロンドン発のスタートアップである「Tractable」によって開発された。Tractableは2014年の創業以来、自動車事故や自然災害からの復旧という社会課題に取り組んでおり、損害保険ジャパンと共に本プロジェクトを推進してきた。
モノを売る企業から体験を提供する企業へと進化を遂げるため、3つの柱を基盤にしたプロジェクトが展開された。
1.新たな顧客体験の創出へ向けたデジタルの活用。これは、「和服らいふ」という顧客向けアプリの開発と、それを活用した新事業「きもの保管サービス」の立ち上げを実現した。
2.顧客との繋がりを深めるためのコミュニケーション設計だ。これは、営業社員と顧客との関係だけに依存しない体制を築き、SNSを通じて店舗・本社が直接顧客とコミュニケーションをとれる仕組みを構築した。
3.社内業務アプリの内製開発とデータ分析である。営業社員が手帳に記録していた顧客との接点をデジタル化し、社内アプリに登録・蓄積。これにより、顧客をより深く理解するためのデータ分析基盤を構築。
"GOKINJO"は、デジタルとリアルを融合し、街やマンションでの適度な近隣交流を実現する地域社会を作り出している。自社でのアプリ開発により、ユーザーヒアリングやデータ分析に基づく最適なUI/UXを提供している。DXの取り組みとしては、登録コードによる認証システムとニックネーム/匿名投稿のUI/UXを開発し、信頼できるコミュニケーション空間を作り出した。また、次世代型地域コミュニティの形成とデータプラットフォームの開発を行い、利用者数と利用率を高めることに成功している。さらに、アプリのビッグデータを活用したビジネスモデルを構築し、ユーザーニーズや興味関心を把握し、それを新たなビジネスチャンスへと繋げている。
株式会社セラクは、農林水産業におけるGXの実現を目指し、安定した農業経営を実現するための取り組みを展開している。JAの職員が栽培指導や生産規模拡大に向けた活動を行い、一方でJAが生産者からの荷物の集荷と市場への販売を行っている。しかし、目視による計数や手書き伝票、FAX通信などの手作業が多く、生産者とJA職員双方に大きな負担をもたらしていた。このため、セラクは手作業を排除し、デジタル化によるデータ活用の業務フローを構築し、生産者とJA職員の負担軽減に取り組んだ。この取り組みは、農業者の収益性向上、早期支払いの実現、果物のトレーサビリティの実現などに貢献し、一層の拡大が期待されている。
群馬県は、「新・群馬県総合計画」のもと、「日本最先端クラスのデジタル県」を目指している。2020年4月に全国初となる「デジタルトランスフォーメーション戦略課」を設置し、知事を本部長とする「DX推進本部」を組織。これを支える「群馬県庁DXアクションプラン」や「ぐんまDX加速化プログラム」を策定し、各部局にDX推進係を配置した。具体的な活動として、データ活用を感じる農政部局による「DXer普及指導員育成研修」や、Microsoft365に関する「M365総合コミュニティ」等が実施されている。これらの継続的な人材育成から新たなDXの取り組みが生まれ、群馬県庁内の取り組みは市町村や地域社会のDX推進へと波及し、県民の利便性を向上させている。
エン・ジャパン株式会社は、事業環境の変化に迅速に対応するためのDX組織を確立した。売上低迷から脱却するため、2014年に主力サービス「エン転職」を全面リニューアルし、エンジニア不足の課題に直面しながらも「5年で4倍の事業成長」を目指した。事業部長が「事業部からDX人材を輩出する」と意志決定し、適性テストを用いて候補人材を発掘、組織化した。非IT人材でも扱えるノーコードツールを活用し、業務フロー改革を推進した結果、5年で目標を達成。コロナ禍などの社会経済の変化に迅速に適応する内製開発のDX組織が形成され、そのDX人材育成ノウハウはサービス化され、他の企業の変革を支援している。
都城市は、市長自らが全国初のCDOとなり、デジタル統括課を設置することで、自治体の縦割りを打破した。各部局長が参加するデジタル統括本部とともに、一般的には政策推進に加わらない財政課を含むカルテット体制を推進した。これにより、横串力を保証し、強力な推進力を発揮できる体制を築いた。さらに、民間の外部人材を活用し、土木技師をデジタル統括課に登用。これにより、より強固で総合的な推進体制が確立されている。
マイナンバーカードでふるさと納税DX
都城市は、マイナンバーカードの交付率が約94%と全国の市区で1位であり、ふるさと納税でも寄付額で過去3度日本一になるなど、デジタル化に積極的である。これを受け、カードを活用してふるさと納税のワンストップ特例申請をデジタル化するアプリ「IAM」を民間企業と共同で開発した。リリースから5ヶ月で100万DL、3月末時点で133万DLを達成し、カードの公的個人認証民間アプリとして圧倒的なDL数を誇っている。都城市のこの取り組みは、国民の利便性向上に大きく寄与している。
アナログから始める窓口業務DX
北見市は、市民から見てわかりやすく、職員から見て効率的な窓口業務を目指すべく、12年前からアナログから始めるDXに取り組んできた。市民と職員の双方の視点で業務分析を行い、手続きのワンストップ化や進捗管理を担う支援システムを開発した。その結果、人力や紙に頼っていた窓口業務をデジタル化し、職員がシステムを使って一緒に手続きを進める新しいスタイルを生み出した。また、バックヤードの業務システムへの入力作業もRPAで自動化された。この取り組みは他自治体にも広がり、開発した支援システムは14の自治体で利用されている。北見市のDXは、手段として捉えられ、その目的は「書かない」ことではなく、仕事のやり方や手順を変えることであると強調されている。
ぐんま大雨時デジタル避難訓練 ~「デジひな」の軌跡~
群馬県は、LINEを利用した避難訓練ツール「ぐんま大雨時デジタル避難訓練」(通称「デジひな」)を開始した。都道府県の公式アカウント上に実装されたものとしては全国初である。大雨や台風時の情報収集から避難までの流れを確認でき、イラストや簡潔な文章により5分程度で気軽に取り組むことができる。システムの構築は庁内プロジェクトチーム員がDIYで行った。令和4年の台風シーズンには「台風編」にリニューアルし、現在はLINE公式アカウント「群馬県デジタル窓口」に常駐させ、平時の防災対策ツールとして活用している。
6月23日15時30分より、日本ノーコード大賞および日本DX大賞の授賞式を行います。
各部門から大賞、優秀賞を選出いたします。
<概要>
日時:2023年6月23日 15時30分-19時00分
場所:ハイブリット形式で配信
プログラム:
日本ノーコード大賞授賞式
日本DX大賞授賞式
ネットワーキング
参加方法:招待制
Web3.0、生成AIの時代を⾒据えたビジネスを創る
新時代突入!生成AI時代のUXデザイン
〜Gen AIでユーザー体験はどう変わるのか〜
mikimiki(扇田 美紀 氏)
株式会社Ririan&Co. 代表/Webデザイナー/テック系YouTuber
なぜSXが必要なのか、SXの重要性と経済産業省の取り組み
浅野 大介 氏
経済産業省 経済産業政策局 産業資金課長
(兼)投資機構室長
(兼)大臣官房 Web3.0政策推進室長
変化とともに進化する
レジリエントな個人と組織の育成
人事院 人事官
伊藤 かつら 氏
自治体DXの新たな一手
〜企業版ふるさと納税を活用した官民連携の可能性〜
塗師木 太一 氏
内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
内閣府地方創生推進事務局
参事官補佐
平野 洋一郎 氏
アステリア株式会社代表取締役CEO
森戸 裕一氏
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 代表理事
直方市DX推進本部CIO補佐官
「デジタルリメイク経営」
~デジタルの力で会社を変身させる方法~
社内と顧客のUX向上の二刀流を実現できる
ノーコードツールのメリットと事例
池田 陽介 氏
サイボウズ株式会社
事業戦略室
kintone プロダクトマーケティングマネージャー
事例から紐解く
社員の個性・才能を発掘し
人事DXと戦略人事を加速させるタレントマネジメントとは
後藤 秀臣 氏
株式会社カオナビ
アカウント本部 本部長
【デロイト トーマツ×カオナビ】
渋谷区が取り組む、AIを活用した最先端タレントマネジメント
野田 和也 氏
株式会社カオナビアカウント本部
エンタープライズビジネス部 部長
福田 幸介 氏
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
dX Convergence Div.
Human Performance Empowerment Unitディレクター
DX人材不足をスピーディーに解消、
ノーコードツール活用の極意
当社は岡山市の創業90年、社員約150名の醤油・味噌・日本酒・焼酎等の醸造食品を製造する機械・プラントメーカーです。2050年を見据えたビジョン「醸造を原点に、世界で『微生物インダストリー』を共創する企業」の実現に向けて、DXを推進しています。
日本DX大賞では、自社の取組を整理する契機となり、改めて課題と目指すべき方向性が明確になりました。決勝プレゼンで拝見した他社様の取組はいずれも素晴らしく、多くの刺激をいただきましたので、大賞受賞は本当に驚きでした。
ビジョンとDXが連動し、自社主導で全社で内製型DXを推進している点などをご評価頂き、大変光栄に思いました。受賞後は、会社の認知度向上にも繋がりましたし、何よりDX推進委員会メンバーや社員にとって大きな勇気と励みになり、更にDX取組を加速することができ、経済産業省「DXセレクション2023」でもグランプリを受賞致しました。
まだまだ道半ばですが、今後もビジョン達成に向けてさらにDXに取り組んでまいります。
私自身で宮城県内で必死になって取り組んできたDXの事例において、支援機関部門「大賞」の受賞が決定した瞬間の喜びは何ものにも代え難いもので、これまでの努力が報われ、達成感で一杯になりました。受賞後、DXの事例を雑誌に掲載していただく機会も頂戴し、本当に有意義なコンテストでした。皆様もぜひコンテストにご応募頂き、喜びや感動を味わっていただければ幸いです。皆様が取り組まれてきたDXの事例を拝見させていただくことを心より楽しみにしております。
昨年の日本DX大賞は「果たして書類選考を通るものか・・・」といった心持ちで臨んだところ、当町の事例が大賞(行政機関部門)を頂き、驚きのなか終わった、という印象でした。
審査当日には他の自治体からも素晴らしいプレゼンテーションが行われ、特に山形県南陽市様の取組は行政内部のDXのみならず、住民サービスにまで広がっており大変参考になるものでした。
当町の取組は限られた予算と人材のなかで行う小さな取組であったにもかかわらず、高く評価いただいたことは大きな励みとなりました。
また大賞受賞後には多くの問い合わせや視察の申込があり、当町の取組を紹介するとともに他の自治体、団体においての課題や取組を知る機会となり大変有意義なものとなりました。
本年度においても是非多くの団体、特に自治体の皆様にご応募いただき、新たな事例をご紹介いただければと思っております。
日本中のあらゆる分野がデジタライゼーションを求めています。
このイベントに参加される皆さんは、過去の慣習や仕組みに疑問を持ち、こうした現状を打破するために日々奮闘されていると思います。
日本DX大賞は、そうした我々の願いを前進させてくれる強力な武器となります。
お客様に対して、安心して導入の検討ができるDXソリューションであることを分かりやすく、客観性をもって示すことは、関わる全てのステークホルダーに対し有効です。
ぜひトライしてみてください。
決勝大会では事例のプレゼンテーションをもとに審査を行います。
1社あたり15分のプレゼンテーションと質疑応答(5分)です。
各部門ごとに4-5社発表いただきます。
6月19日13時〜:BX部門決勝大会
6月20日13時〜:UX部門決勝大会
6月21日13時〜:SX/GX部門決勝大会
6月22日13時〜:人と組織部門決勝大会
6月23日13時〜:公的機関・行政機関部門 決勝大会
・戦略性
DX推進における戦略性や、ビジョン
・成果/ビジネスモデル
DXの取り組みにおける成果
・組織
変革のための必要な内外でのリソースの調達や社内のマネジメントに取り組んだか
・革新性
DXの取り組みに独創性や新規性があるか
デジタルを活用しユーザー体験向上に取り組んだプロジェクト
・戦略性
DX推進における戦略性や、ビジョン
・成果
DXの取り組みにおける成果
・組織
変革のための必要な内外でのリソースの調達や社内のマネジメントに取り組んだか
・戦略性
DX推進における戦略性や、ビジョン
・社会的課題への対応
データとデジタル技術を活用し社会的な課題解決に資する取り組みか
・成果
DXの取り組みにおける成果
・組織
変革のための必要な内外でのリソースの調達や社内のマネジメントに取り組んだか
・戦略性
DX推進における戦略と連動しているか
・成果
個人の成長や組織の活性に繋がっているか
・組織
組織内外の人材の活用や多様性を生かした人と組織作りに取り組んでいるか
・継続性/発展性
継続性や発展が期待できる取り組みか
・インパクト
社会や組織内外に与える影響力の大きさや取り組みにおける成果・
意義
社会的に意義のある事例かどうか
・展開性
他の自治体が取り入れやすい事例か
日本ノーコード大賞へのエントリーとなります外部リンク、重複のエントリーも可能です。
日本ノーコード大賞奥谷 孝司 氏
株式会社リアルディア 代表取締役社長
AI inside 株式会社 取締役CMO
株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長
株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長
市川 祐子 氏
マーケットリバー株式会社 代表取締役
株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役
株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役
毛塚 幹人 氏
茨城県つくば市 元副市長
中山 五輪男 氏
ノーコード推進協会
代表理事
アステリア株式会社
CXO(最高変革責任者)
首席エバンジェリスト
青野 慶久 氏
ノーコード推進協会
副代表理事
サイボウズ株式会社
代表取締役社長
森戸 裕一 氏
ノーコード推進協会
副代表理事
ナレッジネットワーク株式会社
代表取締役
総務省 地域情報化支援アドバイザー
名古屋大学 客員教授
安藤 昭太 氏
ノーコード推進協会
理事
合同会社sowacana
代表
西脇 資哲 氏
ノーコード推進協会
理事
日本マイクロソフト株式会社
エバンジェリスト・業務執行役員
小瀧 健太 氏
ノーコード推進協会
広報教育部 部会長
株式会社レッジ
代表取締役社長
吉田 典子 氏
ノーコード推進協会
広報教育部 副部会長
株式会社ビーアライブ
取締役
山崎 亘 氏
ノーコード推進協会
広報教育部 副部会長
セゾン情報システムズ
マーケティング部 次長
青野 慶久 氏
ノーコード推進協会
副代表理事
サイボウズ株式会社
代表取締役社長
主催:日本DX大賞実行委員会
(Re-Innovate Japan、日本デジタルトランスフォーメーション推進協会、ノーコード推進協会)
後援:総務省、経済産業省、デジタル庁、日本リスキリングコンソーシアム事務局
対象:DX推進の経営層、DX担当部門長・担当者
<決勝大会>
日時:2023年6月19日から23日に実施
内容:プレゼンテーション、ゲストトーク等
<表彰式>
2023年6月23日 東京ミッドタウン日比谷 BASE Q HALL
<賞について>
各部門ごとに大賞を選出予定
観覧募集を開始しましたら本サイトでご案内します。
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